がん診療外来
がん診療専門外来について
現在、2人に1人ががんを発症し、3人に1人ががんで亡くなる時代と言われています。
当医院では、がん治療認定医の院長による診療を行なっています。
院長は就任前までは、消化器外科医としてがん診療を主としていた経緯があり、手術・抗がん剤治療・緩和治療を実施してきました。
医院でもそのような体制が実現できれば良いのですが、小さなクリニックで出来ることは限られています。
しかし、これまでの経験を活かして大きな病院では相談しにくい治療の解説や症状の緩和、状況に応じた内服の抗がん剤治療(消化器がん術後補助化学療法)などをおこなっています。
患者様やご家族のご希望に沿った診療を心がけておりますので、お気軽にご相談ください。
がん検診(前立腺がん検診、胃がん検診、大腸がん検診)
前立腺がん検診
前立腺がん検診は、血液検査でPSA(前立腺特異抗原)の値を測定することで行います。以前は日本で前立腺がんは比較的少ないとされていましたが、近年では急増しており、特に注目されているがんの一つです。前立腺がんは50歳を過ぎた頃から発症リスクが高まる傾向があります。
前立腺がん検診 対象者 | 50歳以上の男性(会社等の検診を受ける機会の無い方) |
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健診 受付期間 | 一年中 |
受診料 | 1,000円 |
回数 | 1年度に1回 |
健診内容 |
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胃がん検診
日本人に最も多いがんが「胃がん」です。食生活の変化や衛生環境の向上、そしてがん検診の普及による早期発見など、さまざまな要因で胃がんによる死亡率は減少しています。
しかし、胃がんの発症率は依然として高く、大腸がん、肺がんに次いで3番目に多いがんです。
胃がんは早期発見で治療が可能な疾患であるため、定期的な検診が早期発見と治療の鍵となります。
前立腺がん検診 対象者 | 50歳以上の市民で、会社等で胃がん検診を受ける機会の無い方 |
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健診 受付期間 | 一年中 |
受診料 | 1,000円 |
回数 | 2年度に1回 |
健診内容 |
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大腸がん検診
便潜血検査を用いた大腸がん検診は、大腸がんによる死亡率を低下させる効果があるとされています。
検便という比較的簡単な検査で本当に大丈夫か?というお問合せをいただくことがありますが、この検査の特異度は90%〜95%と高く、がんがない人を正しく陰性と診断できる確率が高いため、大腸がん検診の最も一般的な方法です。
大腸がんにかかる人は増加傾向にあり、がんによる死亡数では第2位となっています。大腸がんは結腸、直腸、肛門に発生するがんで、特に便が長く貯留するS状結腸や直腸にできやすいといわれています。早期発見のためにも、毎年1回の検診を受けることが重要です。
前立腺がん検診 対象者 | 40歳以上の市民で、会社等の検診を受ける機会の無い方 |
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健診 受付期間 | 一年中 |
受診料 | 500円 |
回数 | 1年度に1回 |
健診内容 |
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