問診票にご記入いただいた内容をもとに、お尻の診察を行います。
実際に目で見て、触って、専用の器具を使って詳しく調べます。
診察後、肛門の状態を分かりやすく説明し、あなたに合った治療法を提案します。
手術が必要な場合は、事前に検査を行い、詳しくご説明いたします。

食事は普段通りで大丈夫です。
普段飲んでいるお薬の中には、手術前に中止する必要があるものがありますので、医師の指示に従ってください。

手術の際に鎮静剤を使うことがあるほか、手術直後は気持ちが落ち着かないことがあるため、お車や自転車でのご来院はお勧め致しません。
公共交通機関やタクシーをご利用ください。
病院に着きましたら、手術着に着替えていただき、手術台に横になり、点滴の準備をします。

手術の際は、横向きに寝ていただき、鎮静剤を使用した場合は、リラックスして眠っているような状態で手術を受けていただけます。
手術時間は、個人差はありますが、およそ30分ほどで終わる予定です。

手術後は、回復室で1～2時間ほど休んでいただきます。
その後、医師の診察を受けて、問題なければ歩いてお帰りいただけます。
当日は、お車や自転車の運転は控えていただき、ご家族や友人など、誰かに迎えに来ていただくか、タクシーをご利用ください。

術後の様子を確認しますので、翌日診察にお越しください。
その後は、数日後、1週間後など、創部の状況に応じて受診していただきます。
多くの場合、手術翌日、翌々日、1週間後、2週間後に受診していただき、その後は2週間ごとに創部を確認させていただきます。

術後3ヶ月まで状態を観察する必要があるため、定期受診が必要です。
3ヶ月目で問題がなければ治療が終了となります。